

OBPMはPMBOKの全エリアを統合カバーしていますので、プロジェクト管理に関する機能はオールインワンで実装しています。しかし、OBPMを導入する企業においては、既に勤怠・工数管理や原価実績管理などをシステム化しているところも多くあります。そのような場合、既存を破棄してOBPMに置き換えるケースと既存資産を活かしながらOBPMを当てはめるケースがあり、全体最適化の中でどの部分を残すかを決定します。

既存資産を活かす場合は、既存システムとのデータインターフェースが必要となります。OBPMはこれまで多くの企業に導入を広げるなかで、さまざまな外部システムとのインターフェースを拡充してきました。上図はOBPMが持つ外部インターフェースを表したものです。リソース計画、勤怠データ、PJ別工数実績、PJ別原価実績などを外部管理している企業で、それをそのまま使いたいというケースを想定して、それぞれのデータを連携するインターフェースを持っています。

既存資産を活かす場合は、既存システムとのデータインターフェースが必要となります。OBPMはこれまで多くの企業に導入を広げるなかで、さまざまな外部システムとのインターフェースを拡充してきました。上図はOBPMが持つ外部インターフェースを表したものです。リソース計画、勤怠データ、PJ別工数実績、PJ別原価実績などを外部管理している企業で、それをそのまま使いたいというケースを想定して、それぞれのデータを連携するインターフェースを持っています。


OBPMには自動仕訳機能が装備されています。月次のプロジェクトの仕掛原価や進行基準売上、完成原価などを手入力することなく会計システムに流すことができます(当社はこれを使って自動処理しています)。 連携はCSVデータを介して行いますので、相手のシステムは選びません。当社はGRANDITの会計モジュールと連携していますが、プロジェクトコードを入力できる仕訳機能がある会計システムであれば他のシステムでも連携可能です(上図@)。

OBPMにはガントチャート機能が実装されております。工数や進捗の自動積み上げ(タスク階層の下位からの積み上げ計算)が装備され、スコープ管理や要員管理などと統合されていますので、通常の状態であればOBPMのガントチャートだけでスケジュール管理や進捗管理が可能です。 その一方で、開発現場がリモートにあってOBPMサーバーに接続できないような場合のために、ガントチャートツールとの連携ができるようになっています。2010年10月リリースのV3.3においてマイクロソフト社の「Microsoft(R) Project(MS Project)」との連携ソリューションを用意し、OBPMとMS Projectで双方向のデータ受け渡しができます(上図B)。


OBPMではプロジェクトが登録され、そのプロジェクト内で作成されるべき成果物(ドキュメントやプログラムソースなど)が定義されます。OBPMの目的はプロジェクト管理なので、管理するのは成果物の定義と進捗までです。一方、これら成果物の詳細の構成や変更によるバージョン管理などには、「構成管理システム」という製品が幅広く利用されています。 OBPMは、これら変更管理システムと連携しています。OBPMではプロジェクトとそこで作られる成果物まで、構成管理システムではプロジェクトと成果物を連携した上で、その下位構成や変更履歴までを管理する役割分担を果たします。現時点では、日本IBM社の「Rational Team Concert」という構成管理システムとの連携ソリューションを用意し、開発現場の合理化をトータルにカバーしています(上図C)。


OBPMで集中管理される全プロジェクトデータは、プロジェクト分析、ポートフォリオ分析をする際の宝の山です。プロジェクトの種類、部門、要員、お客様などの切り口で、原価、工数、成否、スキル、品質、課題、生産性などさまざまなデータを分析することで、真に強いプロジェクト管理力を持った組織へと強化し続けられます。 OBPMでは、このようなデータを自由に定義して外部出力するための「汎用データ出力」機能が装備されています。定義内容(リポジトリ)は、保存・再利用できるので、アドホック(都度)なデータ出力のほかに、定期的な分析データ出力も可能です。


上記の汎用データ出力は、データの出力を行った後でExcelなどで自由に加工して表やグラフで表現する作業が必要です。もう一歩進んで、BI(Business Inteligence)機能を使ってデータの抽出から集計、加工、表示までを一括して行うこともできます。現時点では、ウイングアークテクノロジー社のDr.Sumとの連携ソリューションを用意しています(上図D)。


OBPMを導入した場合、基幹業務システムにあるプロジェクト、部門、社員などの各マスタ連携が必要になる場合があります。ここでの連携は、導入時点の移行データとして1回だけの場合と、定期的に行って常にマスタを一致させておくという場合があります。OBPMでは、上図のようなマスタデータの連携機能を装備しています。