事例-全日空商事様-
■ システムインテグレータ お客様に聞く - 全日空商事株式会社様
― 全日空商事通信販売部について教えてください。 全日空商事通信販売部では、カタログおよびインターネットでの通販業を行っています。30代から50代のビジネスマンがメインターゲットの「マイルの貯まる通販」として、トラベルグッズやビジネスグッズが主力商品です。 これまではカタログ販売が中心でしたが、ここ最近は通販サイト「astyle」の利用が急激に増え、売上げを伸ばしています。
― 全日空商事では、システムインテグレータ社をどのようにご活用いただいていますか。 全日空商事は、システムインテグレータ社に通販サイト「astyle」の構築を依頼しました。これまで約3年間使ったシステムからの刷新です。このシステムは、システムインテグレータ社のECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を基本にカスタマイズされたもので、2008年2月から稼働しています。 ― これまではどのような通販サイトシステムをお使いだったのですか。 通販サイト構築では定評のあるA社のシステムを使っていました。
― 今回、システムを刷新した狙いは何でしょうか。 狙いは二つあります。第一に、「運用コスト削減」、第二に、「SEO対策の強化」です。 ― では順番に伺いたいと思います。第一の狙い「運用コスト削減」とは具体的には。 新システムの導入により、全日空商事では月額160万、年間にすると1920万という大幅な運用コストの削減を見込んでいます。 具体的には以下二つの運用コストが削減されます。 1,保守管理コスト=月額100万円圧縮 サイト管理費、サーバー管理費を合わせた「保守管理コスト」です。新システムでは、旧システムとほぼ同様の管理内容で、月額約100万圧縮できました。2,人件費=月額60万円削減 新システムで在庫管理システムと連動したことで、月額60万円の人件費削減が実現しました。これまで大変だった納期連絡業務が要らなくなったからです。まとめると以下のようになります。 「お客様への納期連絡メール」 以前:受注ごとにスタッフが、「○月×日頃届きます」と一通一通手書きでメール送信。現在:自動返信メールになりメール送信が不要に。さらに、お届けの時間帯まで正確に連絡。 「お客様の納期問い合わせ対応」 以前:お客様から「いつ届くのか」という確認の電話が1日30件から40件。(インターネット用在庫に商品がないと、カタログ用在庫に問い合わせを行うタイムラグが生じたため)現在:自動返信で納期を正確に伝えられるため、確認の問い合わせがほぼゼロに。 このように、年間約2000万円の運用コスト削減を実現した今回のシステム刷新は、全日空商事にとって大きな意義を持つものとなりました。
― では、システム刷新の二番目の狙い「SEO対策の強化」について、もっと詳しく教えてください。 astyleはこれまで、SEO対策に大きな課題を抱えていました。A社のシステムでは、検索エンジンが個々の商品ページを読み込むことができなかったのです。 例えば、ANAオリジナル商品「スーパーサウンドエアフリート(音の出る飛行機模型)」という商品名をグーグルなどで検索しても検索結果にastyleの商品詳細ページが出てきません※。 これは通販サイトとして大きな問題でした。
― A社にその部分のシステム変更を依頼しなかったのですか。 ![]() もちろん、各ページでの検索対策ができるようシステム改善をA社にお願いしました。しかし、A社が出してきた仕様変更の見積もりは、高すぎました。仕方なく断念しました。 問題が解決できないまま、競合の通販サイトはどんどんSEO対策に力を入れていきます。システムに不満を持ちながらもなすすべはない。望ましくない状況が続きました。 ― どんなきっかけですか。
― では、どのように選定を行ったかを伺っていきます。まず要件をお聞きします。astyleの通販サイトシステムの要件とは。 以下の3つの要件がありました。
― 選定に当たって、どのような業者を候補としましたか。 ゼロベースから選定をし、候補にはA社も含む4社が残りました。それぞれの長所短所について検証を行いました。
※SI社:システムインテグレータ社の略称 この中で、前述した3つの要件を総合的に最も満たしているのはシステムインテグレータ社でした。また、全日空商事の他事業部でのシステム構築の実績があったことも社内で評価されました。 約8ヶ月間の開発期間を経て、2008年2月にカットオーバーを無事に迎えることができました。外部システムや基幹システムとの連動も問題なく稼働しています。
― カットオーバーから約2ヶ月が経ちました。これまでのところでのシステムインテグレータ社への評価をお聞かせください。 システムインテグレータ社には常に、パートナーとして一緒に良いものを作っていこうという気概を感じます。評価できる点は以下3点です。 評価点1:「技術力だけでなく調整力もある」 今回の開発の最大の山場は、他システム及び基幹システムとの連携でした。他システムとの度重なる打ち合わせがあり、また、新しい基幹システムの仕様がなかなか決まらないなど、スムーズにいかない場面も多々ありました。しかしシステムインテグレータ社の技術者の仕事ぶりは忍耐力、調整力において評価できるものでした。評価点2:「急なトラブルに全力で対応してくれた」 カットオーバーの2週間前、ANAグループ全体のセキュリティポリシーが変わり、既に出来上がっていた会員ログインのシステムを一からやり直さなければならなくなるという緊急事態が発生しました。急遽カットオーバーを1ヶ月延ばし、わずか3週間で再構築をしてもらいました。休日返上で頑張ってくれたシステムインテグレータ社の努力に感謝します。評価点3:「話が早い」 開発会社は、技術者に直接ではなく営業の方を通してやりとりをしなければならない場合が多く、意思決定に時間がかかってしまいます。その点システムインテグレータ社は技術者と直にやりとりができ、かつフットワークが軽いので話が早い。ストレスを感じませんでした。
― 最後に何か一言お願いします。 お忙しい中、ありがとうございました。 ※ 全日空商事のWebサイト ※ ANAショッピングastyleのWebサイト ※ 取材日時 2008年3月 ※ 事例制作 カスタマワイズ 掲載している企業情報および記事内容は、取材時(2008年3月)のものです。 |
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以下の3つの要件がありました。


