ここでは、実際にSI Object Browserをインストールする際の手順を説明します。
なお、画面説明はWindows 10を元に行いますが、7 / 8 / 8.1 / Server 2008 / Server 2008 R2 / Server 2012 / Server 2012 R2 / Server2016も同様の方法でインストールしてください。

2 - 1 SI Object Browserのインストール

■CD-ROMからインストールする場合
インストールディスク内の「setup.exe」ファイルをダブルクリックして下さい。
インストーラが起動します。(Administrator権限でインストールを行ってください。)
■弊社ダウンロードサイトよりダウンロードしたプログラムでインストールする場合
zipファイルを解凍して作成される「setup.exe」ファイルをダブルクリックして下さい。
インストーラが起動します。(Administrator権限でインストールを行ってください。)


SI Object Browserのセットアップ画面が表示されますので、[次へ]ボタンをクリックします。
ユーザー登録の画面が表示されます。利用者の名前と会社名を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。



インストールディレクトリを聞いてきますので、省略値のままでよければ[次へ]ボタンを、
変更する場合は[変更]ボタンをクリックし、インストールディレクトリを指定します。



プログラムフォルダ名を聞いてきますので、省略値のままでよければ[次へ]ボタンをクリックします。
変更する場合は[プログラムフォルダ]の内容を変更し、その後で[次へ]ボタンをクリックします。

[インストール]ボタンをクリックするとインストールが開始されます。



OSがWindows Vista以降の場合は、インストールが開始された時点で下のような画面が
表示されますので、「はい」を選択してください。(OSがVista以外の場合は表示されません。)



下の画面が表示されましたらセットアップは終了です。
[完了ボタン]ボタンを押して下さい。


■インストール後の注意
インストール後は、必ずAdministrator権限をもつユーザで初回のSI Object Browserの起動を
行ってください。(2回目以降の起動はAdministrator権限をもたないユーザでかまいません。)

OSがWindows Vista以降の場合は、「SI Object Browser for SQLServer」の起動アイコンを
右クリックし、ポップアップメニューの「管理者として実行」より初回起動を行ってください。
(2回目以降の起動は通常の方法で起動していただいてかまいません。)
例:Windows10の場合

2 - 2 各フォルダについて

インストール終了後、インストールディレクトリ以外にも
以下のアプリケーションフォルダに2つのフォルダが自動作成されております。

C:\ProgramData\OBS18
それぞれ5つのフォルダの役割、使用方法について説明いたします。
■datagen
テストデータ生成機能に関するフォルダとなっております。
ここにインストール時に作成されてある4つのテキストファイルが、テストデータ生成機能を使用する際に
「設定値」で「テンプレート」を選択するためのデータファイル(txt)となっております。
また、設定された各項目を記憶するための〜.prmファイルが格納されるフォルダです。
■sample
各ストアドプログラム作成画面(ストアドプシージャ、ファンクション)にて
「サンプル」ボタンを押したときに表示されるサンプルコードが格納されています。
■temp
「オプション」→「詳細設定」画面の「作業ファイル作成先」のデフォルトでの設定先となっております。
各種の作業設定ファイル(ご利用いただくたびに各オブジェクトなどの情報を格納しているファイル)が
自動生成され、格納されているフォルダです。(オプションで設定先を変更することも可能です)
■usercmd
ユーザー定義コマンドを登録していくと定義コマンド情報を持ったファイルが格納されるフォルダです。
■xlsdef
レポート定義用のExcelファイルが格納されているフォルダです。
各種定義書、一覧表、マトリクス表のフォーマットになります。